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そういえば三沢とローゼン(ry

( ∵)が遊戯王の世界で底辺を目指すようです 三話

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( ∵)が遊戯王の世界で底辺を目指すようです 三話

既にデュエル開始から一時間が経とうとしていたっ……!

始まった当初は帯びていた熱気っ……! デュエルエナジーの活力はすでに冷めている……!

('A`)「シャッフル終わったぜ……」ドン

( ∵)「随分と時間かけてくれたな」

('A`)「悪いな……ちょっとした事故……アクシデントに巻き込まれちまった」

( ∵)「ククク……まあいい。貴様の寿命がほんのちょっぴり延びただけだ」

(;'A`)(こいつ……この自信……何か勝算があるのか?)

( ∵)「既に私の勝利は決している」

(;'A`)「な、なんだと……! おい! 俺はまだ初手5枚ドローすらしていない……」

( ∵)「お前がしてなくても既に私はドローしてあるのだよ」

伏せられた5枚の手札……! 先攻後攻が決められると同時に開かれるデュエリストの運命を左右する刃!

相手を一撃で葬り去る刃か、欠けて使い物にならない刃か。それは現状当人にすら知りえないこと……だが……

仕込んでいた……! ドクオがシャッフルでもたついている間に……!

( ∵)(私がドローした場所はデッキではない。リストバンドだ! 初手の5枚はデッキからドローするという先入観を利用して、リストバンドから理想の手札を揃えておいた)

ジャッジすら気づかない完璧な手癖……!

( ^ω^)(あ、こいつリストバンドからカード加えたな。面白そうだからスルーしとこ)

否、気づいていた……! 気づいていて言わない……! この糞ジャッジ……!

('A`)「チッ、なんだかわからんがとにかく俺もドローするぞ……」

自らのデッキに手を差し伸べる……! 誤って貼ってしまったシールを剥がすような手つきで1枚1枚丁寧にドローしていく……!

(;'A`)(ふいー緊張すんぜ……)

ドクオ……1枚ドローするのにかけた時間は30秒……! 自己記録を更新した! この土壇場でドクオは自己記録を更新したのだ! 自己記録を更新したんだよ!

( ∵)「あのさぁ……そんなこと無駄だからさっさとドローしてくれねえっすかねぇ」

('A`)「無駄? 無駄とはなんだ!」

( ∵)「さっきも言っただろ……すでに勝敗は決していると……」

(;'A`)「どういうことだ?」

( ∵)「わからないかなぁ……私の手札にはすでに揃っているんだよ……! 5枚揃えると自動的に勝利をするカードが……!」

(;;'A`)「な、なんだと……! バカな! ありえない!」

( ∵)「何なら見てみるか?」

('A`)「あ、ああ……でも、ルール的に大丈夫なのか?」

( ^ω^)「面白そうだからおーけい」

糞ザル審判死ね

( ∵)「見たけりゃ見せてやるよ(震え声)」バン

(;'A`)「あ、そ、そんな……ありえない……うわああああああああああ!!!」ぐにゃぁ~

ウィジャ盤
死のメッセージE
死のメッセージA
死のメッセージT
死のメッセージH

揃っていたっ……! 5枚揃えると勝利が決まるカードが……!

(;'A`)(も、もうおしまいだぁ……勝てる訳がない……! み、みんな逃げろ……殺されるぞ……)


ドクオ……! このまま負けてしまうのか……!

続く
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